Sous Videでチキン南蛮
みなさまsous videを知っていますか。
「すーびーど」と読みます。
焼く、煮る、茹でる、に次ぐ第4の調理法らしいです。日本語だと「真空調理」とか「低温調理」とか「恒温調理」とも呼ばれています。
テクニカルな名前の割にやることは非常にシンプル。食材を真空状態にパックして、50〜65℃くらいに温度管理された水の中に沈め長時間加熱するというもの。肉タンパク質が変形してしまう温度より低い温度で長時間加熱することで、殺菌はちゃんとしながらも肉から水分が抜け出るのを防いでジューシーに仕上がる。
ただ恒温状態を家庭で実現するってかなり手間がかかる。フレンチのレストランだと温度管理された大容量の水槽を使っているみたい。
もしくは80℃くらいだったら炊飯器が使えなくもないけど、肉のタンパク質はだいたい60℃くらいで変形してしまうので炊飯器は温度が高すぎる。
というわけで我が家では昨年末あたりにこちらを導入しました!
その名もAnova Precision Cooker!
名前も見た目もかっこいい。そして調理器具に見えない。
どう使うかというと、こう!
わかりますでしょうか。
鍋に水を入れてanovaを鍋フチに装着したら、Bluetooth経由でスマホ上の専用アプリから温度と時間設定して予熱スタート。
プリセットした温度になったら「食材入れて〜」とアプリが言ってくれるので、ジップロックに入れたお肉を投入して調理スタート。
で、あとはしばらく放置。時間は作る料理によります。例えばローストビーフだと1時間くらいだし、ローストポークだと12時間とか。
食材ごとに適した温度と調理時間はアプリが教えてくれるし、投稿されたレシピも見れるようになっています。
前置きは長くなりましたが、今回はこのanovaちゃんを使ったチキン南蛮!
我が家は緊縮財政ゆえ、もちろん鶏胸肉(48円/100g)を使います。
材料
- 鶏胸肉 2枚
- 肉に下味つける用の塩と砂糖 各大さじ1位
- 片栗粉 適量
- ごま油 大さじ2位
- 味ぽん(大さじ3)、みりん、砂糖 (各大さじ1)
タルタルソース
- ゆで卵3個
- マヨネーズ 大さじ2
- 玉ねぎ 1/4個
- 粒マスタード 小さじ1
- パセリ、こしょう 少々
作り方
- 鶏胸肉に塩と砂糖を揉み込み、ジップロックに入れる。浸水法(※)で空気を抜く。※浸水法とは、水にジップロックごと入れて水圧によって空気を抜く方法。
- 鍋に水を入れanovaを装着したら、スマホアプリで65.6℃、調理時間1時間(アプリで推奨されている)でセット→予熱スタート
- 予熱完了したら1のジップロックを入れる。
- その間にタルタルソースを作る。玉ねぎはみじん切りにしてレンジで2分ほどチン。全ての材料を混ぜ合わせて冷蔵庫で冷やしておく。
- 1時間後、「できたよ〜」と呼ばれるので、ジップロックから鶏胸肉を取り出しキッチンペーパーで水分をふき取る。
- 鶏胸肉に片栗粉を満遍なくまぶす。フライパンにごま油を入れて加熱し、鶏胸肉を投入。中火で両面カリッとなるまで焼く。すでに中まで火は通っているので表面がカリッとなればOK。
- 鶏胸肉を一旦取り出して、フライパンに残った油をふき取る。味ぽん、みりん、砂糖を入れて、フツフツするまで加熱したら鶏胸肉を入れて絡める。
- キャベツの千切りとともに盛り付けてタルタルソースをたっぷりと。
100g48円の鶏胸肉とは思えないジューシー具合。胸肉なのに繊維を全く感じさせず、サクッと噛み切れる。これこそ、anovaちゃんの実力!
おいしすぎうち!
「すーびーど」、オススメです。
Anova Culinary 水温制御クッカー/サーキュレーター 【Bluetooth】 スマホと連動して水の温度をコントロール 並行輸入品
- ジャンル: 家電・AV・カメラ > キッチン家電 > その他
- ショップ: インタープライム 楽天市場店
- 価格: 19,480円