人生最適化計画

意識高そうなことを色々試してみるブログ

池上彰すごすぎうち

恥ずかしながらわたくし、この三十数年間の人生でほとんどお金について真剣に考えたことがありませぬ。源泉徴収、確定申告、保険、耳にするだけで苦手意識が発令し、そういった面倒ごとは母や、優しくて出木杉くんな夫におんぶにだっこでございました。

それはわたくしが周囲の人に恵まれてきたということであり、幸運なことにお金にもそれほど苦労することがなかったということでもあります。

しかし、自分自身が母となった今、それではいかんぜよと思ったわけです。それでまず読んでみたこの本。

 

流石ですね。非常にわかりやすい。

高校時代、経済をfailしたわたくしでもすんなり読めました。

金利=お金のレンタル料

景気が良くてお金の需要が高まれば金利が上がる。逆に景気が悪くなれば金利は下がる。

ただし、名目金利は変わらなくても、デフレ(モノの値段が下がる)だと実質金利は上がる。デフレのときは借金(ローン)はせず、お金はキープしとくのがベスト。

個人がローンを組むときにはその人の信用度合いとか固定金利か変動金利(=景気の動向に合わせて上下する)かによっても支払う金利が変わる。基本的には、簡単に借りれるほど金利は高くなる。

投資は慎重に

  • 株式、国債社債投資信託など、それぞれのリスクと手数料を把握して投資すべし。外国債なんかは上がっても為替変動でオフセットされてしまうリスクも。
  • 投資信託はプロに信託報酬を払って株を買ってもらうシステム。この信託報酬が高いと利益を食い潰してしまうことも。あと、ファンドから送られてくる目論見書(投信のリスクとかが細かく書かれてるやつ)は熟読すべし。←トリセツ読まなくてもこれは読みましょう
  • 素人はレバレッジに手を出すべからず。証拠金にレバレッジをかけて取引できるFXはハイリスクハイリターン。
  • ETF(Exchange Traded Fund)=上場投信は投資信託自体を株のように売買する金融商品。景気と連動していてわかりやすい、らしい。

 まとめ

  • 投資するメリットはお金のみならず。社会情勢に敏感になるのも大きなメリット。
  • 投資規模はダメージが少ない額から
  • 何はともあれリスクをよく知ろう
  • あと、加入してる保険の保障内容は熟知すべし

投資に興味津々なのでそれ関連のまとめになってしまったけど、他にも日経平均とは?とか税金とかわかりやすく説明してくれてます。

投資を始めるにしても日経新聞読めるくらいの知識は最低限必要だと思うので、そんな基礎知識を身につけるための導入本としては良いかな。